人気のスノボも要注意 寒さで血管収縮、中腰姿勢が負担倍増

ウィンタースポーツのシーズン真っ盛り。中でも、このところ若者を中心に大流行しているのがスノーボード。かつてはスキーヤー一色だったゲレンデも、今ではスノーボーダーに“占領”されてしまった感さえあります。

ところが、こうしたスノーボードは残念ながら痔にとってはあまり良いスポーツとは言えません。まず、寒さが血管を収縮させ、肛門にうっ血をきたす原因となるからです。さらに足腰に力を入れ、中腰の姿勢を保っているため、普段より数倍も余計に“おしり”に負担がかかってしまうのです。

特に、初心者のスノーボーダーなら、転倒する回数が多く、両足を固定されているために、斜面に腰を下ろして休む機会も多くなり、おしりを冷やす時間が長くなります。これは、まさに痔にとっては最悪の環境です。そこで「せっかくスノーボードを始めたのに、ただ痔を悪化させるだけだった」などと、当院を訪れる患者様も少なくありません

それでも「スノーボードを楽しみたい」という場合は、いささか格好は悪くても、まず保温性の高い服装を心がけることが肝心。さらに、尾てい骨の先端、肛門の少し上あたりに使い捨てカイロを当てておけば、おしりの冷えを防ぐのに効果的です。

もちろん、痔の痛みにおびえながらガニマタ気味でぎこちなく滑走するよりは、専門医に通って完治させてから思い切りエンジョイする方が望ましいのは言うまでもありません。


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