第25話 インターネット  未来は自宅で診療も

今回でこの「痔ものがたり」はおしまいです。連載終了と同時に痔もジ・エンド(痔エンド)といきたいところですが、痔は文明病で人間が人間として存在する限りなくならないようです。しかし、本人が注意さえすれば防ぐことはできます。

そこで当院では今年七月からインターネットで健康情報を流しています。内容は、痔の一番の原因の便秘の実態調査報告、便秘に関する生活指導、そして体操や気功などを組み合わせた「でるでる健康術」、食物繊維の効用などのほか、オリジナル音楽「すいすいセレナーデ」も聞くことができます。インターネットを利用したのは、今までの情報を伝える媒体と根本的に異なり、双方向であることと文字情報のほか、画像、音声も同時に送れるからです。しかも、身近な地域のほか、国内、海外にまで同じ条件で伝達できるのです。

インターネットは医療、福祉、健康の分野に無限大の可能性を秘めています。例えば、痔の場合を考えてみると、たいていは恥ずかしくてよほどひどくならない限り病院には行きづらいようです。パソコンに予防法や適切な処置法が、わかりやすいイラスト、写真付きで流れればどうでしょうか。だれにも気兼ねすることなく、自分で対処することも可能になるかもしれません。しかも疑問点があれば問い合わせもでき、いずれ自宅での診療も可能な時代が来るでしょう。


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